デモのムービーなどをご紹介する前に、SANsymphony-V(SSV)の管理コンソールについて簡単にご説明したいと思います。
SSVのリリース前、データコアとしては初めての試みでα版を配布しました。
α版配布の目的は、GUIのフィードバックをもらう事でした。
そのかいあって、SSVの管理コンソールは非常に使い易いインターフェースになっていると思います。
SSVの管理コンソールは大きく分けて5つのブロックで構成されています。
- メニューおよびツールバー
- DataCoreサーバパネル
- ホストパネル
- ワークスペース
- オペレーションパネル
「2. DataCoreサーバパネル」は、同一グループ内のDataCoreサーバ毎にそれぞれのリソースが表示されるパネルです。物理リソース(Physical Disks)、仮想ディスク(Virtual Disks)、仮想ディスクプール(Disk Pools)、ポート(Server Ports)などが確認できます。
「3. ホストパネル」は、DataCoreサーバにログインしてくるSCSIチャネルと、ホスト名を紐づけて管理するパネルです。FCのWWNや、iSCSIのIQNだけでは、ホストの特定が困難なので、SSVではホスト登録を行います。登録されたホストは、ホストパネルに表示され、提供された仮想ディスク(Virtual Disks)、ポート(Server Ports)などが確認できます。
「4. ワークスペース」は、各種設定ウィザードが表示されたり、DataCoreサーバパネルやホストパネルで指定したリソースの情報が開くスペースです。メインの画面と言ってもいいかも知れません。リソース情報のウィンドウには、"Info"、"Setting"、"Performance"、"Event"などリソースに紐づくタブがあります。
「5. オペレーションパネル」は、操作ログが表示されるパネルです。普段のデモなどでは、隠してしまう事も多いパネルです。SANsymphony-VのGUIは、XGA(1024 x 768)以上の解像度が必要ですが、プロジェクタによっては足りない場合があります。その際にデモを少しでも解りやすくするために、隠して必要なスペースを確保しています。
各パネルは、配置を変えたり、表示サイズを変えたり、ピン止めしたり、非表示にしたり、自由に使いやすいレイアウトに変更可能です。また、一発で初期状態に戻す"Reset Layout"というボタンも用意されてます。(結構、便利です!)
私は基本的には営業職ですが、営業でもデモができるくらい簡単で使いやすいGUIです。
インターフェースは英語ですが、操作への導線がたくさんあり(右クリック、リボン、ワークスペース上のリンクなど)非常に直感的に操作できるGUIだと思います。
ぜひ、触ってみて体験してみてください。
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